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2006/07/27の夕食

 

 
良い食品、良い食べ方、良い効果。五官{目(視覚)・耳(聴覚)・舌(味覚)・鼻(嗅覚)・皮膚(触覚)}からの情報で食べましょう。
例えば、産地・品種・栽培方法が全く同じトマトでも、生食または料理に入れてかじるのとジュースで飲むのでは、体への栄養効果が異なります。香りをかぐ、歯で噛む、冷たさと香りを感じる、果汁がとぶ、時間をかけて飲み込む。咀嚼(そしゃく)がなくては、唾液が出ません。胃が待ち構えることもありません。つまり、脳に伝わる情報量が圧倒的に少なくなるのです。
五官からの情報が脳に伝わる食品は、その他の色々な情報が体に入ってはじめて栄養となります。個人個人の食卓環境や免疫力などが影響し、全て同じ結果が出るというものではありません。あくまで自分の体は自分で守る事を知ること。こだわり過ぎや誤った食情報には注意してください。満遍なく季節のものを食べるバランス、心のバランス、適度な運動、睡眠、心の持ち方こそが大切と考えた上でメニューを考えています。料理を作ってくださる方々にも感謝しましょう。
 
栄養士(料理研究家) 大場ほずみ
 
麦入りご飯+ゴマ
以前にも登場した麦入りご飯に、今回はゴマをプラス。麦の栄養素に加え、ゴマの食物繊維やカルシウムも摂取でき、疲労回復、精神安定、肥満防止、便秘予防、美容など、多くの効果が期待できます。
 
酢鶏
甘酢でさっぱりとヘルシーに仕上げました。リンゴ酢または黒酢を使用するので、塩分・砂糖分を控えることができ、口当たりも柔らかくなります。たっぷりの小ネギをからめることでおいしく仕上がるだけでなく、ネギに含まれる硫化アリル(辛味成分)がビタミンB1の吸収を高めます。また、ビタミンB1と硫化アリルを一緒に摂取すると新陳代謝がよくなるため、ビタミン豊富な麦入りご飯との組合せに適しています。更に、ネギには健胃作用も期待できます。
 
野菜のミルクソテー
食材の栄養バランスもさることながら、ポイントはオイスターソースとスキムミルクを使った味付け法。オイスターソースは牡蠣油ですので貝の旨味成分と香りでおいしく食べられます。スキムミルクは牛乳の10倍のカルシウムを含む上、脂肪がありません。牛乳嫌いの人でも自然にカルシウムを摂取できます。このカルシウムは、記憶力に効果大。組み合わせた野菜、海藻、大豆製品にもカルシウムが豊富に含まれています。
 
夏のつみれ入り汁
いわしの汁物は日本に昔から伝わる料理で、母の味です。夏バージョンで、吸い口(季節の香り)にしょうがや青ジソを加えることで、魚の臭みが消えるだけでなく、カルシウム、鉄分の補給にもなります。汁には昆布の旨味がたっぷり含まれています。