北予備生の東大合格体験記

北予備生の合格体験記<東京大学編> ※一部ご紹介


Y・R君 (長崎・長崎西高校卒)

東京大学(理科I類)合格
東京理科大学(理-物理)合格

前年不合格大学/東京大学(理科I類)

センター得点
881/950(前年842/950)

東大対策 VOD を活用して東大合格力を養成

 北予備での1年間は長いようであっという間でした。辛い時も共に頑張る仲間や支えてくれるチューターに励まされ、無事合格体験記を書けることを嬉しく思います。

 北予備の特徴の一つにセンター試験対策が充実していることがあります。毎日の朝テストやレギュラーの授業を通して地道に力をつけられたことは精神的支えとなり、自信を持つことができました。センター試験の点数が大きく圧縮される大学を第1志望にしていた私は、おかげで2次対策に集中することができました。

 また北予備は2次対策も万全で、最初苦手意識のあった英語や理科を大きく伸ばしてくれて、本番ではこの二つが得点源となり私を合格へと導いてくれたと思っています。東大対策に特化した VOD も活用し、合格に必要な知識だけでなく、本番での心の持ちようなど様々な力を養うことができました。他校舎で同じ目標に向かって頑張っている北予備生の存在は良い刺激でした。

 私がこの浪人生活で特に意識したことはスイッチの切り換えをしっかりするということです。具体的に言うと、登下校の時間を固定し、北予備にいる間は勉強だけを、逆に家では全く勉強しないということです。私にはこの生活が合っていて、1年間メリハリのある日々を送れたと思っています。

 最後に、この1年間支えてくれ応援してくれた北予備職員の皆さん、高校の先生方、そして心配しながらも温かく見守ってくれた家族のみんな、本当にありがとうございました。浪人生活は暗く辛いだけかと思っていたけれど、成長していく喜びや周りの人々への感謝の気持ちなど貴重な財産をたくさん得ることができました。まだスタートラインに立っただけなので、これから北予備で学んだことを活かして大学生活を送っていこうと思います。今まで、本当にお世話になりました。


S・Yさん(山口・山口高校卒)

東京大学(理科II類)合格

前年不合格大学/東京大学(理科II類) 九州大学(薬-創薬科学)

センター得点
886/950(前年874/950)

板書や添削指導で私の答案がどんどん変わるのを実感

 こうして合格体験記を書き1年間を振り返ると合格したことが信じられないのは、席選びを始めとしほぼ全てのことに実験的に取り組んだことの証左だろう。その分失敗も多かったが、大半が有益に働いた結果、今回合格できたのではないかと私は思う。

 まず1学期は基礎の徹底を図った。予習に真剣に取り組み可能な日はほぼ全ての授業で板書するのは最初から行っていたが、後述の東大対策 VOD 講座はある程度自身の実力がある科目のみ視聴し、余った時間は苦手な物理や数学の復習に充当した。

 夏期以降は山口での授業と東京校の東大対策授業に並行して取り組み、英語や国語は論述問題の添削もお願いした。板書や添削指導を通じて自身の弱点を把握し、確実な修正を心掛けた。この過程で自身の書く答案がどんどん変わっていくのが実感され、大変面白かったことが、学習意欲の維持に繋がった。

 直前期や本番で学力以外に求められるのは気力であろうか。私はセンターにせよ2次にせよ1日目に出来の悪い科目があり、またセンターの時は年が明けても記述の勉強を少しはしていた不安もあったが、明日は点が取れる科目だから問題ないと思い諦めずに2日目を受験した。それでも2次の初日の数学の出来の酷さや、合格発表前々日位に見つかった物理のケアレスミスからこれは落ちたと思い試験後も何度も落ち込んだが、校長先生や事務長、友人達に励まされ後期対策に打ち込むことができた。

 最後に、1年間様々な面で私を支えて下さった家族やチューターの皆様、校長先生、高校の先生方、毎回個性的で面白い授業を展開され熱心に指導して下さった講師の方々、共に勉強し様々な面で私を鼓舞してくれた北予備生の皆さん等、去年の春不合格通知を受け取ってから今までに私と何らかの形で関わった全ての方々に感謝して、合格体験記とさせて頂こう。


K・R君 (長崎・長崎西高校卒)

東京大学(理科II類)合格
東京理科大学(薬-生命創薬科学)合格

前年不合格大学/ 東京大学(理科II類)

センター得点
860/950(前年889/950)

長崎にいながら東大対策の学習を十分に積めました

 今こうして合格体験記を書くことができていることを大変嬉しく思います。1年前、実力不足であったことに加え、前期試験直前に体調を崩してしまった私は、約4点差で東大に不合格となりました。後期試験で合格したところに進学しようと思っていましたが、母に説得され北予備でもう1年頑張ることを選びました。北予備では想像以上に質の高い授業が展開されており、各教科の基礎を再構築する上で非常に有益だったと思います。

 私がこの1年間大いに活用したのは VOD でした。特に東大対策 VOD では、合格に必要な考え方や力を学ぶことができ、長崎にいても不自由なく東大対策の学習を積むことができました。VOD に関しては東京校の講師から FAX を通じて添削指導を受けることもできました。

 私の1年間の戦略はひたすら記述力をつけることでした。東大入試では記述試験が圧倒的にものを言うからです。自習時間はほぼ前期試験対策に充て、自主的なセンター対策はほぼ行いませんでした。総点は下がったものの、ある程度の点をキープできたのは、センター対策の授業と朝テストのおかげです。本当にありがたいシステムでした。

 話を2次対策に戻すと、私が意識したのはただ一つ、一度扱った問題は必ず解けるようにすることでした。これを実践することで新しい問題と出会っても戸惑わずに様々なアプローチをとることができました。そしてこの力は確実に2次試験で功を奏しました。

 この1年は多くの人の支えを実感する1年でもありました。長崎校の中村チューター、有吉チューターをはじめとする職員の皆様、卒業後もサポートしてくださった高校の先生方、そして私を後押ししてくれた家族に、この場をお借りして御礼申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。北予備での1年を糧に、これからも頑張ります。


Y・Nさん(宮崎・宮崎西高校卒)

東京大学(文科III類)合格
早稲田大学(法)(文-文)合格
中央大学(法-法律)合格
立教大学(法-法)合格

前年不合格大学/東京大学(文科III類) 京都大学(法)

センター得点
869/950(前年846/950)

東大合格の決め手は北予備で培った記述力

 ネット上で自分の受験番号を見つけた瞬間には、喜びより安堵の気持ちが湧き上がってきました。これでようやく前に進めます。

 昨年は本気になって勉強し始めた時期が遅く、ろくに基本を身に付けないまま過去問をとき、失敗しました。それをふまえて今年の1学期は基礎固めに徹しました。特に苦手な英語は授業の予習・復習を入念に行いました。

 2学期に入ってから本格的に2次対策を始め、各科目の先生方に頻繁に添削をお願いしました。北予備の先生方から2次対策の指導を受けて初めて、2次試験では自分の中で正解が分かるだけでなく、それを点数がもらえる形で解答用紙上に表現する必要があることを知りました。入試本番では全く手ごたえを感じず、むしろ大失敗したと思っていたのですが、おそらく北予備で培った記述力によって部分点を稼ぎ、合格することができたのだと思います。2次試験直前に直接指導だけでなく、FAX や郵便を使ってまで熱心に指導して下さった先生方には本当に感謝しています。

 また、北予備のテキストや東大の過去問以外では、私は模試の復習を大事にしていました。昨年はほとんど模試の復習を行っていなかったのですが、北予備で言われた通りに模試のやり直しをすると、すぐにその重要性に気づくことができました。まず、自分で苦手を見つけるのは困難ですが、模試は良問揃いで各分野からまんべんなく出題されるため、容易に自分の苦手分野を見つけることができます。さらに模試で間違えると悔しさが込み上げてくるので、「次は絶対に間違えない」という思いでより正確に知識を定着させることができました。

 最後に、北予備の講師の先生方、山本チューターをはじめとする職員の方々、友達、家族に感謝の気持ちを伝えたいです。今回の合格は周囲の支えなしには成し遂げられませんでした。本当にありがとうございました。


E・R君 (東京・芝高校卒)

東京大学(理科II類)合格
慶應義塾大学(薬-薬科学)合格
早稲田大学(政治経済-経済)(法)合格
東京理科大学(薬-生命創薬科学)合格

前年不合格大学/東京大学(理科II類)

センター得点
876/950(前年834/950)

成績開示-40点から1年で東大にリベンジ合格!

 長いようで短かった1年が終わった。特にセンター後の40 日は気が付いたら終わっていた。でも、この短い1年の中でやるべき事をやり、結果を残すことが出来て本当に良かったと心から思う。また、勉強面以外でも色々と成長できた1年だった。1年前に 40 点差で落ち、滑り止めの大学に行こうか心がぶれていた僕を北予備に放り込んでくれた高校の先生に感謝しています。

 合格後の幸福感に浸るのはこれくらいにして、こんな稚拙な文章を読んでくれる君に勉強の助言を偉そうに書かせて頂く。ありきたりかもしれないが今一度注意して欲しい。第一に朝テストは毎回満点を目指すつもりで受けよう。僕はそうしてモチベーションを上げていた。その結果、センター1週間前にインフルになってもセ利用で早稲田政経に受かるまでいけたのでぜひ実践して欲しい。次に模試についてだが、どの教科が弱いかではなくどの分野が弱いかに注目しよう。シラミ潰しにするのが一番効率の良い勉強だと思う。

 また、これは持っている人はで良いのだが、僕は高校の教科書で勉強する事を一番オススメする。僕自身は理系なので、文系科目については強くオススメはしないが、理系科目については強くオススメする。というか僕は教科書しか基本使用しなかった。教科書が分かりにくいという理由で参考書を買う人がいるが、その逃げをするより、先生に聞く等の方が格段に理解は深まると思う。

 長々と堅苦しく書いたが、合わなければ無理にする必要はない。参考になっただけで十分これを書いた意味があるから。本当に最後になってしまいましたが、数々のわがままにも対応して下さった田渕チューター、宮川さん、また、添削や質問にいつも対応して下さった小池先生、三浦先生、山田先生、ありがとうございました。


S・R君 (東京・開成高校卒)

東京大学(理科I類)合格

前年不合格大学/ 東京大学(理科I類)

センター得点
857/950(前年774/950)

東大理I合格は北予備なしにはあり得なかった

 まず、寮長、團野チューター、新飼副校長先生、寮母さんを始めとするスタッフのみなさん、本当にありがとうございました。人間として大いに成長させていただき、かけがえのない1年となりました。今回の合格は、北予備無しには絶対にありえませんでした。心から感謝しています。

 これからは、後輩となるみなさんへのアドバイスを書きます。六つのポイントを書きます。一つ目は、自分の勉強法を徹底的に疑い、本当にこれで良いのかと考え続けることです。まずは自分の頭で考え抜き、どうしても自信を持てない場合は、自分の尊敬する人、信頼している人に相談しましょう。二つ目は、どれくらいの点数をとり、どの科目でリードをとり合格するのか、大まかに概算しましょう。僕は、化学が偏差値 35 以上をとったことがない程苦手で、勉強を始めたのはセンター2ヵ月前でしたが、それでも受かるような、自分の学力の成長戦略を立てていました。三つ目はどうせ勉強するなら、楽しくしようということです。参考書を異様なペースでゲーム感覚で楽しむという方法などです。四つ目は、僕たちはロボットでないのでたまには息抜きをしようということです。五つ目は、メンタルの重要性です。これから1年間色々な事があると思いますが、気分が落ち込む日はこういうこともあると割り切って、乗り越えてほしいと思います。六つ目は、とにかく勉強することです。受験直前期は、どんなに模試の成績や過去問ができても不安になるものです。そのときに支えてくれるものが、これだけやって落ちても悔いはないという、充実感です。以上羅列しましたが、後輩のみなさんには自信をもって受験生活を楽しんでいただきたいです。

 繰り返しとなりますが、北予備のおかげで今回合格できました。本当にこの1年間は楽しく最高の結果を手に入れられました。ありがとうございました。


H・H君 (熊本・玉名高校卒)

東京大学(理科II類)合格

前年不合格大学/東京大学(理科II類) 九州大学(理-化学)

センター得点
872/950(前年833/950)

毎日北予備に通うこと。それが東大合格の勝因だった

 今春、ついに念願の東大合格を勝ち取ることができた。「絶対に合格してやる」という気持ちで駆け抜けた北予備での1年間は、辛く苦しかったが非常に充実したものであった。

 私が北予備に入って最も良かった事は、学習習慣の確立である。毎日出席を基本とし、自習時間もチャイムで区切られている北予備に通うことで、自然とそのリズムを覚え、家に居ても怠けず勉学に励めるようになった。元々気分屋で、家では一切勉強しなかった私にとっては、この確立が大きな勝因であると思う。

 この1年間での勉強は時期ごとに大きな目標を立て、それに応じて勉強方法も変えていた。まず7月までの目標は「基礎力の徹底」とし、全教科を教科書レベルからやり直した。この時は復習はあまり重視せず、間違えた所を後日見直す程度だった。7月から9月は「応用力の強化」を目標とし、東京校の授業を VOD で見ながら予習・授業・復習のスタイルを徹底した。一つの問題をじっくり吟味し、様々な解法・考え方を身につけられるよう意識した。10 月以降は「演習量の強化」を目標とし、過去問を本番形式でひたすら解き、可能であれば講師に添削をしてもらった。この時期は復習を重視し、本番で類題が出たら絶対に解けるようになるまで繰り返し勉強した。センターに関しては7月までの基礎力強化で目標点はとれていたのであまり対策はしなかった。

 こうした努力の積み重ねが自信となり、現役時は不安で仕方なかった本番も強気で臨むことができたように思う。

 最後になったが、私の最も大きな勝因は、家族や友人、チューター達の支えだと確信している。特に母や北予備で共に学んだ仲間達、そして担任の入田チューターには感謝してもし切れない。皆さん、本当にありがとうございました。


M・H君 (山口・山口高校卒)

東京大学(文科I類)合格
早稲田大学(法)合格
中央大学(法-法律)合格
防衛大学校(人文・社会)合格

前年不合格大学/東京大学(文科III類) 大阪大学(法-法)

センター得点
900/950(前年815/950)

東大志望者にとってもセンターはかなり重要

 私が北予備に入った時には正直東大に合格できるとはあまり思っていませんでした。自分の実力が東大に値するのか心配でした。でも、自習時間のほぼすべてを東大対策に当てて苦手な英語を最低でも人並みレベルに引き上げられるように努力しました。この1年間は英語から逃げることなく取り組むことができたと思います。他の科目も、浪人生として点数をとらなければならないところを確実にできるように、とにかく2次対策ばっかりやりました。東大は2次試験で勝負が決まります。センター試験はほとんど意味をなさないと言われますが、かなり重要だと感じます。私は昨年より約 80 点伸びましたが、東大の配点では 10点ほどの伸びです。東大は小数第4位まで点を出すので、小数点以下の争いになります。そんなとき 0.1 点で泣かないようにセンターではとれるだけ点をとった方がよいです。北予備ではセンター対策テストがあるので大丈夫だと思います。

 私は天才ではありません。でも東大に合格することができました。それは周りの人の支えがあったからです。チューターや親、難関大を目指す仲間は大きな支えとなります。一人で大学に合格するのは難しいです。特に同じ大学を目指す仲間や、自分よりも成績のいい人と話をするのはよい刺激となります。チューターも進路に関して親身に考えてくださいます。

 最後になりましたが、阿南チューター、様々な要望を聞いて下さってありがとうございました。現代文の福山先生、古文の林崎先生、漢文の中村先生、数学の田根先生、英語の山田政先生、日本史の大谷先生、丁寧な添削指導ありがとうございました。

 北予備に入学したみなさん、これから大変に感じることも多くあると思いますが、必死に努力すれば自分の志望校に合格できると思います。頑張って下さい。


M・Rさん(宮崎・宮崎西高校卒)

東京大学(理科II類)合格
防衛医科大学校(医-医)合格
早稲田大学(政治経済-経済)合格

前年不合格大学/東京大学(理科II類) 一橋大学(経済-経済)

センター得点
870/950(前年868/950)

1浪目福岡の他校で×、2浪目地元北予備で念願の東大合格!

 現役時代からの念願だった東京大学合格を遂げることができ、今とてもほっとしています。遠回りをしてしまったけれど、今までの努力が報われたんだと思うと、諦めずに頑張ってきてよかったです。

 1浪時代、私は親元を離れ、福岡で一人予備校に通っていました。少しずつ成績が伸び、模試の判定が良くなったためか、私の中に慢心が生じていました。だんだん生活リズムが狂い、結局昨年はどこにも合格できませんでした。そこで、今年は地元の宮崎で、規則正しい生活を送りながら受験勉強に取り組みたいと考え、北予備に入りました。

 北予備に入って良かったことは、まず何よりも自習時間の多さだと思います。授業をとっていなくても、北予備では必ず一定の時間まで残って自習するという決まりがあります。入学当初はなかなか慣れず大変でしたが、この必修自習のおかげで去年までより格段に勉強時間が増えたと思います。私はこの自習の時間をできるだけ有効に活用するために、毎朝 HR の前の時間に、今日すべきことのリストを作っていました。予習や復習、VOD 講座など、1日の内に取り組むことを視覚化することで集中して自習に臨めたと思います。

 また、VOD 講座も東大合格にかなり役立ったと思います。地理の三原先生の授業は、苦手なセンター地理での高得点につながったと思います。また、直前期に見た東京校のオリジナル講座も、全体的な内容の復習ができて良かったです。東大のリスニング対策に見ていた VOA も、生の英語を耳に慣らす良い練習になりました。

 最後に、授業を受け持ち、添削などご指導くださった諸講師の先生方、受験について色々と相談に乗ってくださった、山本チューターをはじめとする事務員の方々、お互いに切磋琢磨した友人たち、最後まで支えてくれた家族に感謝します。本当にありがとうございました。


S・Yさん(鹿児島・種子島高校卒)

東京大学(文科III類)合格
明治大学(政治経済-政治)合格

前年不合格大学/東京大学(文科III類)

センター得点
845/950(前年754/950)

どんな時も前に足を踏み出してほしい

 昨年、センター試験で大失敗して足切りにかかり、悔しさにうちひしがれていたあの頃から約1年が経った。半ば意地になって決意した浪人生活もあっと言う間に過ぎ、今、私はこうして、夢にまで見た合格を手にすることが出来た。

 この1年、朝から晩まで一つのこと(受験勉強)だけに集中出来る環境を与えてもらったことは本当に大きかったと思う。私は決して、計画性がある訳でも、自分に対する絶対的な自信がある訳でもなかったけれど、一つだけ誇れることがある。それは、妥協しなかったことだ。不器用なりに精一杯、この1年はブレずにやり通したと思う。まずは、絶望的に出来ない(と思い込んでいた)数学をどう克服していくか、というところから始まって、自分に必要な知識量と学力を見極め、足りないものを埋めていく作業を繰り返した。それをするだけの十分な勉強量は確保されていたし、勉強の質も自然と上がっていったように思う。同時に、自分を客観視する気持ちの余裕も生まれた。

 もちろん、成績が順調にのびていた訳ではなかった。最後の最後まで東大模試はD判定止まりだったし、知識が上滑りしているような感覚から抜け出せない時期もあった。けれど、心のどこかで「きっと私のやり方は間違ってない」と思えたから、後ろを振り返りつつも前に進むことが出来たのだと思う。

 私が浪人を決意してから今まで、本当にたくさんの人に支えられてきた。私が合格したことを、まるで自分のことのように喜んでくれる人たちがいた。私は本当に幸せ者だな、と心から思う。今度は私が、恩返しをする番だ。最後に一つ、これから志望校合格に向け、決意新たに新年度を迎える北予備生に、この1年私の心の支えとなった言葉を届けたいと思う。

 失望することばっかりさ。希望を持って生きていれば。

 後ろを振り向くなとは言わないけれど、どんな時も前に足を踏み出してほしい。


K・A君(宮崎・宮崎西高校卒)

東京大学(理科Ⅰ類)合格 

前年不合格大学/東京大学(理科Ⅰ類)東京工業大学(第7類)

センター得点
875/950(前年862/950)

復習・朝テスト・VOD でつかんだ東大合格

 長い受験生活の末、無事に合格でき、今は何よりも安堵の気持ちで胸が一杯です。北予備で過ごしたこの1年間で自分は本当に成長できたのか、そんな不安をようやく拭い去ることができます。

 この1年間は、昨年の不合格の原因を追究し、克服することから始めました。予習、授業、復習を通して見えてきたのは、やはり基本的な知識の不足でした。基礎が定着していなければ当然それを応用する問題は解けませんし、ましてやそれを試験時間内に素早く処理することはできません。そこでこの欠点を補うべく、日々の自習時間は極力授業の復習に充てました。ただ私は何をするのにも時間がかかってしまう人でしたから、復習する箇所を自分が苦手な部分に絞ったり、何度復習しても忘れてしまうポイントを手帳に書き出したりしていました。このような基礎づくりの過程で、センター対策朝テストは大いに役立ちました。というのも、実際に問題を解き、解説を読む中で、細かい知識の抜けを自然に補えたと思うからです。受験勉強に役立ったものに、もう一つVOD が挙げられます。私は英語を苦手としていたので、何とか英語の学習時間を増やしたいと思い、夏からようやくVOD を活用し始めましたが、これが思いの外うまくいった気がします。1学期から積極的に活用すべきでした。もっとも、ここで述べたことは個人的に役立ったと思えることであり、勉強の方法は人それぞれですから、来年度の入試を受験される皆さんは自分に合った方法を早いうちに見つけ、それに徹するのが良いと思います。そして何よりも、今年度の合否結果で自分の能力を決めつけず、入試を潜り抜けた先の自分を見据えて頑張ってください。応援しています。

 最後に、これまで支えてくださったチューター、講師の先生方、特にお忙しい中、添削してくださった青木先生、米山先生にお礼申し上げます。ありがとうございました。


U・T君(兵庫・灘高校卒)

東京大学(理科Ⅰ類)合格
防衛医科大学校(医-医)合格
慶應義塾大学(理工-学門2)合格

前年不合格大学/東京大学(理科Ⅰ類)

センター得点
853/950(前年792/950)

「この1年は絶対無駄にはならんぞ」と灘の先生

 ん?こいつ灘か。灘ってあの頭良いところやろ?そりゃ受かるわ。私はこのように思われがちだ。しかし私は頭が良くない。集中力はないし、ミスばっかりするし、すぐ遊ぶし、むしろ頭が悪い。「なんちゃって灘」ってやつだ。だから東大合格はシンプルに嬉しい。

 去年は苦手なセンターで点を取りきれず、2次試験は1日目で合格を確信し、2日目油断した結果、落ちた。アホだ。つめの甘い自分への戒めとして、敢えて北予備の寮生活を選んだ。

 私は多少数学が得意なので、この1年は理科を得意にし、英語と国語を人並みにできるように努めた。理科は難関大の授業に出席し、先生の言う細かい知識を吸収し、英語と国語は予習と添削を中心に量をこなした。ミスが多いゆえに苦手なセンターは、毎日の朝テストをしっかり解くことで問題形式に慣れ、集中力のなさがきっとミスにつながるんやと気付けた。

 本番では敢えて「落ちたらヤバい」と思うことで、なけなしの集中力を引き出した。おかげでセンターでも2次試験でも去年より高い点数をとることができた。もちろん本番でもミスはしたが、数学でうまくいかなかった分、鍛えた他の教科でカバーできた。勉強面だけでなく、目覚まし時計の音が聞こえなかった去年と違い、夜は消灯時間に就寝し、朝は一人で起きられるようになったので、コスモスハイツ寮でこの1年生活して良かったと思う。

 高校の時の先生にあいさつに行くと、「この1年は絶対無駄にはならんぞ」と言ってもらった。それが本当なのかはやってみないと分からんけど、東大でもしっかり勉強して、他人の役に立つ人間になりたいと思う。

 最後になりましたが、先生方、チューターさん、寮長・寮母さん、1年一緒にがんばった愉快な仲間たち、本当にありがとうございました。


M・Y君(長崎・長崎西高校卒)

東京大学(理科Ⅰ類)合格
東京理科大学(理工-物理)合格
明治大学(理工-物理)合格

前年不合格大学 /東京大学(理科Ⅰ類)九州大学(理-物理)

センター得点
874/950(前年807/950)

日本一熱い北予備が日本一の東大に導いた

 僕が北九州予備校を選んだのは、僕は元々自制心が弱く、現役時代の自学時間の多くを無駄にしていたため、徹底して自学時間を確保してくれる北九州予備校は僕に向いていると思ったからです。そして今、その判断は間違っていなかったことを確信しています。厳密に定められた自習時間は確かに集中力を増してくれました。さらに北九州予備校には自分を高めてくれる仲間がいました。最終時限まで残って集中している彼らを見ると、僕も自然と最終時限まで集中力を保つことができました。

 また、北九州予備校の授業・テキストにはとても助けられました。しばらく授業を受けていると、北九州予備校の授業はとても洗練されていて、直接過去問を解くのとは別の形で自分の地力を高め、東大合格への糧になるのだと気付かされました。

 今年は、去年の受験の成績を見て、点数の低かった英語と化学の強化に努めました。英語は講師の先生に添削してもらったり、積極的に板書をしたりと北予備スタイルを貫きました。また化学は問題集を一つ決めて、徹底的に学習しました。

 しかし、今年合格出来るまで頑張り抜くことができたのは、頼りになる講師の先生方、親身になってお世話してくださったチューター・スタッフのみなさん、そして努力する姿を見せることで僕を励ましてくれた北九州予備校の仲間達のおかげです。

 この1年間を日本一熱い北九州予備校で過ごし、第1志望を貫き続けることができたのはとても幸運なことでした。北九州予備校にはとても感謝しています。


K・Mさん(福岡・久留米大附設高校卒)

東京大学(理科Ⅱ類)合格

前年不合格大学/東京大学(理科Ⅱ類)

センター得点
837/950(前年833/950)

東大合格! 東京校のVOD が役立ちました

 合格したとわかったときは、嬉しいというよりも、やっと前に進めることにほっとしました。これから東大で自由に学べると思うと、わくわくします。今日は、この1年の中で私の合格を後押ししてくれたことを書きたいと思います。

 まず、自分と志望校との差を意識し続けたことです。合格のために自分に足りないものを明確にし、それを埋めるには何をすればよいのか考え、計画的に実行し続ける、ということがとても大切だと思います。今の点数や周囲の成績を気にして焦ることは、全く意味がありません。入試までに合格できる自分になればよいと、いつも自分に言い聞かせていました。

 次に、北予備をうまく利用したことです。私は元々、授業を受けるより自分で教科書や問題集をした方が身につくと感じており、予備校に通うか迷っていました。しかし、どうしてもやる気が出なかった夏までは毎朝早く登校して勉強する環境に身を置いたり、落ち込んだときは休み時間に友達と話して気分転換したりと、北予備にいるからこそできることを自分の合格のために有効活用することができたと思います。また、東大対策として東京校のVOD も役立ちました。特に、東大英語はおすすめです。

 最後に、東大で学びたいという強い信念を持ち続けたことです。私は夏には合格できる成績でしたが、その後スランプを経験し、そのままセンター前まで成績が下がり続けました。そして、センターでは世界史が50 点台という大失態をしてしまい、合格できないのではないかという不安に何度も襲われました。しかし、合格のためにどんなときでも手をとめないと心に決め、入試当日も最後の1秒まであきらめずに粘りました。

 私一人では、1年間努力し続けることはできなかったと思います。熊本校や関わった全ての人に感謝しています。ありがとうございました。


K・Mさん(東京・筑波大附属高校卒)

東京大学(理科Ⅱ類)合格
早稲田大学(政治経済-経済)合格
東京理科大学(理-化学)合格

前年不合格大学/東京大学(理科Ⅱ類)千葉大学(薬)早稲田大学(政治経済-経済)

センター得点
903/950(前年827/950)

プレッシャーを克服できる強い精神力を身につけた

 昨年は、いくらネットでの発表を探したところで見つけることができなかった自分の受験番号を、今年は見つけることができた。一番にわきあがってきた感情は、喜びというよりも安堵であった。

 浪人生活は常にプレッシャーとの戦いであった。私にとって一番の敵は、同じ東大受験生ではなく、過去の自分自身だった。年に数回受験する東大模試。昨年よりも良い判定を取らなければならないという気持ちが、常に自分自身を苦しめることになった。けれども結果として、ほぼ全ての模試で現役時よりも成績を伸ばすことができた。このことが、本番の試験に臨むうえで、自分にとって大きな自信となった。プレッシャー・緊張は、現役の時とは比べ物にならないほど大きく、それを克服することができる強い精神力を身につけることが必要だと思った。

 浪人生活を成功で終わらせることができた要因は、前述のような強い精神力と、もう一つは、勉強・受験の戦略にあると思う。私は中2から高3まで、委員会や部活動、学校行事に積極的に取り組み、バイトまでしていたため、昨年の受験の敗因は勉強時間の不足だろうと考えた。そこで今年は、自分が苦手とする分野に時間を割き、得意な分野は実戦演習に絞り、時間を効率良く使うように努めた。市販の参考書はあまり使わず、現役の時のテキスト等を繰り返し解くだけで理解が深まり、点数の向上が見られた。また受験戦略としては、センター試験対策に力を入れることで、センター利用で私大の合格を確保し、体力的に無理のないスケジュールを組むことができたのが良かったのだろう。医学部以外でも、やはりセンター試験は重要と感じた。

 最後に。浪人生活は正直に言って本当に辛いものだった。どんな時も応援してくれた両親・友人・東京校の方々に感謝の気持ちでいっぱいだ。本当にありがとうございました。


S・A君(山口・慶進高校卒)

東京大学(理科Ⅰ類)合格

前年不合格大学 /東京工業大学(第5類) 慶應義塾大学(理工-学門5)早稲田大学(先進理工-電気・情報生命工)

センター得点
858/950(前年750/950)

一度は諦めた東大。北予備で迷わず再挑戦して合格!

 東大の合格発表の日、母から自分の受験番号があったという知らせを受け、まずは、長い自分の受験生活が終わったことに安心し、昨年の自分からは考えられない結果を大いに喜んだ。

 昨年は自宅で浪人生活をおくったが、当初思っていたよりも勉強に身が入らず、成績も思うように伸びず、センター試験でも失敗。結局私大、国立大ともに全て不合格という結果におわってしまった。

 私が北予備に入っていちばん良かったと思うところは、自分の生活習慣を整え、継続して受験勉強をする習慣がついたことである。北予備では、登校や下校の時間を管理され、だらけることなく1年間通い続けることができた。

 私は現役のとき東大を受け不合格となり、一度は東大をあきらめたが、2浪目に北予備に入り、1浪目よりもはるかに勉強に集中することができた。この調子で勉強すれば再び東大に挑戦することができるかもしれないと思い、それが勉強を続ける気持ちを保つことができた要因にもなった。

 春から授業の予習、復習をすることにより、苦手教科である英語や国語の基礎を固めることができた。私の場合はとくに予習を重視し、全ての教科のテキストの問題を授業が始まるまでに分かるまで考え、徹底的に頭を使うことを心がけた。そして、授業で出てきた英語や国語の知らない知識はよく復習し、定着させた。また、センター対策朝テストもとても有効で、このおかげでセンター試験で十分な点をとることができた。迷わず東大に出願し、対策に専念することができ、その結果第1志望の理科Ⅰ類に合格することができた。

 1年という時間は思っていたより長く、私が変わるのに十分な時間だった。だから自分の限界を決めず高い目標を持つことはとても大事だと思う。これから浪人する人も是非高い目標をもって1年を過ごしてほしい。


T・Sさん(長崎・長崎西高校卒)

東京大学(文科Ⅲ類)合格
明治大学(政治経済-経済)合格

前年不合格大学 /東京大学(文科Ⅱ類) 九州大学(経済-経済・経営)

センター得点
887/950(前年837/950)

復習3 回は非効率? とんでもない!

 去年の春、前期でも後期でも落ちて泣く泣く北予備に入った時は、浪人生活がここまで充実したものになるとは思いもしませんでした。まず、北予備では授業だけでなく自学の時間もしっかり区切られていて、集中して自学ができる環境が整えられていたので、現役の時は不足しがちだった自学時間を伸ばすことができました。また、「予習-授業-復習×3」の北予備サイクルも、最初は復習を3回もやるのは非効率的なのでは?と半信半疑で取りくんでいました。だが1学期の終わりまでには基礎が固まってきているという実感が持てるようになり、改めて復習の効果を感じることができました。

 何よりも私の浪人生活を充実させてくれたのは、同じクラスの友人達の存在でした。全員がそれぞれの志望校合格を目指して切磋琢磨していたので、私も負けていられないと思い、辛い時期でも立ち止まらず勉強を続けることができました。特に同じ東大志望の友人が近くで頑張っていたことには、とても刺激を受けました。一人では到底、ここまで粘り抜くことはできなかったと思います。本当に、私が今年合格できたのはたくさんの人の支えあってのことだと思います。講師の先生やチューターのアドバイスは謙虚な姿勢で受け止めた方が全体に良いです。受けとめた後、もう一度自分でよく考えて勉強法を掴んでいくことが大切だと思います。立ち止まりたくなった時にも、少し周りを見れば一緒に苦しんでいる友人や、支えてくれているチューター陣、見守っている家族がいることに気付くはずです。夢を追うために勉強させてもらえているありがたみを、浪人してからの1年近くでとても強く感じました。

 北予備では、志望校合格を支えてくれる良い環境が整っています。「努力は実る」を信じ、「努力を気合いでもいいから、とにかく実らせる」ぐらいの心持ちで頑張ってほしいと思います。最後に、この1年私に関わった全ての人に感謝します。


I・H君(長崎・長崎西高校卒)

東京大学(理科Ⅰ類)合格
東京理科大学(工-機械工)合格
明治大学(理工-機械情報工)合格

前年不合格大学/ 東京大学(理科Ⅱ類) 九州大学(理-数学)

センター得点
865/950(前年824/950)

理科、数学は同じ問題を何度も繰り返し解き理解を深めた

 僕は去年、前期東大、後期九大ともに落ち、北予備に入学しました。当時は、浪人はなるべくしたくないけど後期落ちたから仕方なく、という気持ちでした。また、東大入試は手も足も出なかった訳じゃないし、1年もあれば軽く合格できるレベルまではいけるんじゃないかと、正直内心思ってました。

 しかし、入学すると浪人生の多さに圧倒され、また誰もが受験の失敗を悔やみながらも来年の合格に向けて意欲的であり、それまでの自分の甘い態度が引き締まりました。やる気に満ちた多くの人に囲まれて1年間勉強できたことは、受験生として本当に幸せな事だったと思います。

 勉強についてですが、僕は勉強する毎に全科目全分野の中から今一番何をすべきかを考えて、その日はその分野の勉強に徹する、というのを1年間繰り返しました。悪く言えば気まぐれですが、色んな分野に目移りせずに一極集中して時間をじっくりかけて考えたほうがよく理解できたと思います。

 理科や数学では特に同じ問題を何度も何度もくり返し解きました。理解できなかった事が1ヵ月後理解できたり、その逆もよくありました。1回解けても満足せずにしばらく時間を空けて解き直し、理解を深めるよう心がけました。

 勉強の話をしましたが、個人的には勉強のやり方は人それぞれで考えるべきだと思います。自分のやるべき事、とるべき方法を自分の中で明確にしていれば、北予備のチューターや先生方はそれを尊重し、必ずいい方向へと導いてくれるはずです。

 この1年間は辛かったですが、浪人したおかげで将来に多くの可能性が生まれました。この1年間を有意義な物にするためにも、できるだけ充実した大学生活を過ごしていきます。


N・Kさん(東京・白百合学園高校卒)

東京大学(理科Ⅱ類)合格
東京理科大学(理-物理)合格

前年不合格大学/ 東京大学(理科Ⅱ類)

センター得点
842/950(前年779/950)

東大入試で北予備テキストから的中続出!

 この1年を合格という形で締め括れて、嬉しさと共に安堵の気持ちで一杯です。この1年は、とにかく自分の東大合格の為には何が必要かを考えて過ごしました。これから捲土重来を期せんとする後輩の為に、三つほどアドバイスをさせて下さい。一つめは自分を信じることです。傲慢になることとは違います。自分の合格を確信し、謙虚さをもって努力することが何より大切です。合格できたら良いなあと思って勉強するのと、合格すると思って勉強するのでは結果は違ってきます。

 二つめは、自己の現状を客観的に把握することです。私は北予備入学当初から東京大学に行くと公言していましたが、成績は群を抜いて秀でていた訳ではありません。とにかく、自分が出来ない問題を着実に解ける問題へと変えていきました。そこでおススメなのが、授業で扱った問題を◎○△×に分類する事です。◎はスラスラと解ける問題で、復習はしませんでした。○は一応解けたけれど、別解など学ぶべきところがあるので復習しました。△は方針は立ったが完答できない問題、×は解けない問題で、いずれも復習に力を入れました。テキストを開いただけでどの教科も自分の習熟度が視覚化できました。

 三つめは最後まで諦めないことです。直前期は不安と疲労に襲われながらも机に向かい続けられたのは、北予備のおかげです。直前期にテキストを必死に復習したところ、物理や化学では的中した問題や類題が多く出題されました。直前期に復習をしなければ、今の私は東京大学に合格できたか分かりません。そして試験当日も休み時間は1秒も無駄にせず、間違い直しノートを見直しました。すると自然と、その教科での頭の働かせ方を見直すことができました。試験中も落ちついて問題を解くことができました。最後の1秒までねばり抜けっ! 来年はみなさんの第1志望合格を心より祈念しています。ガンバレ北予備生!


E・N君(佐賀・弘学館高校卒)

東京大学(文科Ⅲ類)合格 
早稲田大学(法)合格
中央大学(法-法律)合格
明治大学(政治経済-政治)合格
防衛大学校(人文社会)合格

前年不合格大学 /東京大学(文科Ⅲ類)早稲田大学(政治経済-政治)(文)(教育-社会科) 慶應義塾大学(文-人文社会) 九州大学(文)

センター得点
764/950(前年727/950)

たゆまぬ「努力」を積み重ねれば「凡人」でも東大生になれる

 3月10 日、ついに念願の東大合格を手にすることができた。「うれしい」というよりも「ホッ」としているというのが正直な心境だ。4月から「落ちたくない」の一心で今日まで全力で走ってきた。何事にも中途半端で、長続きしない僕にとって、目標であった「東大合格」は、「努力は実る」を初めて実感させてくれたものであった。僕をして、合格に至らしめた勝因を「心」「技」「体」に分けて、この1年を分析してみた。

 「心」について。2年間(1浪目は大手予備校)遠回りをしてしまった最大の原因であった「甘え」を、寮での規則正しい生活を通して完全に捨て去った。当初はテレビやケータイの無い日々に違和感を覚えずにはいられなかったが、目標達成を一途に追いかけていくにつれ、そのような生活にもあっという間に馴れ、今日に至る。受験生を堕落へと誘う様々な誘惑の中でも、特にケータイは、百害あって一利無しということを痛感した。「技」について。今年は「予習-授業-復習」という北予備生にはお馴染みの黄金サイクルに徹し、北予備のテキストを信じ、これを中心に据えた一途な取り組みが最後に花開いた。また「質」にこだわりすぎたという昨年度の失敗を反省し、今年は北予備や寮で与えられた自習時間をフル活用し、「量」を積み重ねることに徹した。結果蓄積された膨大な学習時間は、自然と「質」を向上させ、成績を上げることのみならず、合格を確信させる圧倒的な「自信」となった。「体」について。「受験太りは自制心が欠如していることの現れ」と、今年は体のことにも気を配った。結果、寮友でスポーツ系学部を志望していた御厨君の助けもあり、10kg の減量に成功した。何事にもストイックに取り組めば、かなわないものは無い。たゆまぬ「努力」を積み重ねさえすれば、「凡人」でも「東大生」になれる、ということを身をもって証明できた、貴重な1年であった。

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