北予備生の東工大合格体験記

北予備生の合格体験記<東京工業大学編> ※一部ご紹介


M・H君(大分・大分豊府高校卒)

東京工業大学(第5類)合格
東京理科大学(理工-情報科学)合格
青山学院大学(理工-情報テクノロジー)合格

前年不合格大学/ 東京工業大学(第5類)

センター得点
803/950(前年751/950)

校長・教頭先生、東工大の合格切符をありがとう!

 本番で落ちついて、自分の実力を出しきることができた。これが私の最も大きな勝因だと思う。

 私は1年を通して、校長・教頭先生に添削指導をしてもらい、本当によく面倒を見て頂いた。毎日顔をあわせるたびに問題を渡され、自習時間に頭をフル回転させて解く。それを提出しに行くとまた別の問題を渡され、更に解く。とにかく解く、解く、解く。いつしか私の手元には大量の問題たちが残り、よく見て見ると、徐々に正解率が上がっていることも分かった。

 今思い返すと、私はこうやって「目に見える成果」と「目に見えない確かな自信」を手に入れたのだと思う。これが本試での冷静さにつながった。例えどれだけ頭の良い人間であろうと、“極限の状況”では自分の頭や体を制御できなくなる。そんな時、正気に戻ってこれるかは依り所の有無であろう。校長・教頭先生が私に与えてくれた膨大な量の問題は、緊張で押し流されそうな私をつなぎとめる強力な依り所となった。

 また、難関大合格に際して私が見つけたことはもう一つある。それは思考力の身につけ方である。難関大の問題といえども、実は基礎知識の組み合わせで必ず解けるようになっている。だからこそ、問に相対するときには、「どの分野の知識が必要」で「何を示せば答えになるか」、「どの方法が最も楽か」を強く意識して欲しい。何となく、ではなく目的意識を持ってやると上達が早く、段階を踏んで複雑な思考力を手に入れることができる。なにより、北予備の提供する良問で、私たちに必要な材料はそろうのだ。あとは組み立て方を工夫して、合格という栄光を打ち建ててほしい。

 最後に、改めて北予備大分校の職員の皆さんに感謝を。特に校長・教頭先生からは勝利の切符を授かったと言っても過言ではない。1年間、本当にありがとうございました。


K・H君(長崎・青雲高校卒)

東京工業大学(第5類)合格
東京理科大学(工-電気工)合格

前年不合格大学/ 東京工業大学(第5類)千葉大学(工-総合工・電気電子工学)

センター得点
828/950(前年783/950)

結局、受験は精神論。最後まで気を抜かず勉強しよう

 合格発表の日は、大阪府立大学で中期の試験を受けていました。帰りは雨で、一人傘をさして歩きながらスマホの電源を入れ、自分の番号、そして自分の入りたかった類を発見して一人でガッツポーズをしました。

 北予備に入って良かったと思う点はいくつかあります。まずは、何といっても自習時間の長さ。私自身自分に甘くて怠慢な所もあったので、この部分とは相性が良かったです。北予備は平日は必修授業、必修自習の時間があります。自己管理ができない人にとって北予備は良い所でしょう。あとはライバルの存在でしょうか。同じ空間に競い合える仲間がいることはいいと思います。模試とかで失敗した時は互いに励まし合ったりすることもできます。

 私自身、最初入ったときは自分の成績に納得がいかないままでした。夏が終わった後、物理ができるようになり、その後数学も安定して高い点数を取り続けることができました。模試が終わって、そこそこ良い結果だったので、油断しないようにネットで受験に失敗した人の情報をかき集めてそのまま勉強し続けました。特に東工大のような大学では、模試でA判定を取ったり、冊子に載った人でも油断して落ちる人はいます。結局受験は精神論みたいなもので、最後まで気を抜かずに勉強しました。

 最後に、あまり参考にはなりませんが、私なりの勉強スタイルを紹介します。基本的には自分で考え、自分でやるって感じですが、少しずつ北予備の考えも取り入れていきました。幅広い知識を身につけるためにVOD も積極的に活用しました。後、なるべく1日の最後まで自習して残るようにしてました。

これまで1年間私を支えてくださった講師の方、チューターの方、両親には感謝しております。1年間ありがとうございました。


A・Hさん(千葉・国府台女子学院高等部卒)

東京工業大学(第6類)合格
早稲田大学(創造理工−建築)合格

前年不合格大学/ 東京工業大学(第6類)早稲田大学(創造理工-建築)慶應義塾大学(理工-学門4)

センター得点
805/950(前年716/950)

1年間東京校で勉強すれば怖いものなし

 この1年は本当にあっという間でした。こうして合格体験記を書くことができ、1年間の努力が実を結んだことを実感して、とても嬉しく思います。

 長いように思える1年ですが、始まってみると意外と時間がありません。限られた時間の中で第1志望に合格するためには、ただがむしゃらに勉強をするのではなく、今の自分には何が足りなくて、何をどのくらいやるべきなのかを常に意識して勉強することが大切だと思います。

 また、私はこの1年間ほぼ北予備のテキストのみをやっていました。予習・授業・復習が本当に大事だと実感しました。予習を一生懸命やったお陰で分からないところが明確になり、授業を受けるのがとても楽しくなりました。復習は、テキストの間違えたところを何度も何度も繰り返しました。そのお陰で苦手がどんどん少なくなっていくことを実感することができました。

 また、私は1週間の計画を立てて勉強していました。その日に何をやるべきかをあらかじめ決めておくことで、苦手から逃げることもなくなるし、その日に何をどれだけやればいいのかがはっきりとし、漠然とした不安がなくなります。

 1年間東京校でしっかり勉強すれば怖いものはありません。実際、受験本番に物理が難化し、もう無理かも、と諦めそうになりましたが、私は北予備であんなに勉強したんだ! と、この1年間やってきたことが自信につながり、なんとか乗り越えることができました。

 最後に、受験直前まで質問や添削に対応して下さった、松下先生、米山先生をはじめとする講師の方々、いつも厳しくも優しくアドバイスして下さった金澤さん、中島さんをはじめとする東京校のスタッフの方々、1組のみんな、そして何より、ずっとずっと支え続けてくれた家族になによりも感謝したいと思います。本当にありがとうございました。


T・K君(沖縄・那覇国際高校卒)

東京工業大学(第1類)合格
東京理科大学(理-数学)合格

前年不合格大学/ 東京工業大学(第1類)九州大学(理-数学)

センター得点
797/950(前年760/950)

オーダーメイドVOD によるテーマ別勉強で東工大にリベンジ!

 去年と同じ大学を受けて1年で去年のリベンジが果たせたことに、今年1年沖縄校で努力して良かったと思います。

 去年の4月を振り返ると、受ける大学の受験科目でさえ知識があいまいであり、他の教科は皆無という、知識がほぼゼロの状態から北予備の生活がスタートしました。最初の頃は先生達の言っていることがほとんど理解できずに終わったときも多かったのですが、「自分は知識がゼロだから先生達の言っていることをすべて吸収しよう」とひらき直ることで、予習・授業・復習×3のサイクルを毎日続けること、特に復習に時間を割いて苦手を無くすことを意識しました。今思えば、このひらき直りが今年の合格につながったのかなと思います。また、普段はできるだけ講座を受講し、生授業で勉強することで、適度な緊張感を保ちつつ、先生方に顔を覚えてもらうことで、質問や提出課題などにいきやすくなるような環境を作ることができました。

 これに加えて、休んだときの授業や他校舎の授業を受けるためにVOD を利用することで、効率よく勉強することができました。特にオーダーメイドVOD ではテーマ別で勉強することができるので、苦手をつぶすことや知識の定着に大いに役に立ちました。メンタル面では、友達と会話をすることで、気分転換ができ、メリハリのついた学習スタイルを維持できただけではなく、「受験は団体戦」という言葉通り、周りのみんなと刺激し合ったことで、常に高い目標に向かって努力することができました。

 この1年は、親や家族はもちろんのこと、事務長やチューターなどの事務方として自分を支えてくれた人達や、添削をしてくれた各教科の先生達などの多くの人の支えや手助けがあって、「努力は実る」ことを証明できました。本当にこの1年間、自分を支えてくれてありがとうございました!!


S・S君(鹿児島・鶴丸高校卒)

東京工業大学(第7類)合格
慶應義塾大学(理工-学門2)合格
早稲田大学(基幹理工-学系Ⅲ)合格
明治大学(理工-機械情報工)合格
東京理科大学(理工-物理)合格

前年不合格大学 /大阪大学(工-電子情報工)九州大学(工-地球環境工)

センター得点
765/950(前年783/950)

私の東京工業大学合格作戦

 東京工業大学はセンターの点数は足切りのみに使われ、合否には影響しないことから、今年1年自分は国語・社会の勉強をほとんどせずに、理科・数学・英語に時間をかけて勉強をしました。

 特に理科は、現役時はできていたわけではなかったので、伸びやすい教科だと考え、自習中は論理的に納得がいくまで考えつづけて新しい発見があったらそれをメモして覚えるという作業を、ひたすらに繰り返し続けました。そうすることで、次に別の問題を見たときでも、以前勉強したどの知識に帰着できるのかを考えることで知識が定着していき、あらゆる設定の問題に対応していくことができるようになりました。

 また、数学は東工大の試験で一番配点が高く、どうしても点数を落とせない科目でした。しかし自分はそれほど数学ができないので、解法暗記をするために何度も何度も同じ問題を解き続けました。それを繰り返していくうちに自然と数学の全体像が見えてきた感じがして、この問題はこう解くのだろうという判断ができるようになりました。

 このように1年間、理科・数学・英語に絞った勉強をし続けたことで、問題傾向の違う私立大学を含めて、全ての大学に合格することができたのだと思います。

 本番では各大学一つずつ、難しくて手が出せなかった教科がありましたが、それでも諦めず、他の教科で点数を稼げたのだと思います。受験は総合力であるのだということを改めて痛感しました。

 最後に、鹿児島校には最高の自習環境があり、勉強を頑張る仲間がたくさんいます。どんなにきついときでも周りを見れば、自分も頑張ろうと思えました。これは本当に鹿児島校のいいところだと思うので、みんなで切磋琢磨して合格をつかみ取ってほしいと思います。


O・R君(熊本・熊本高校卒)

東京工業大学(第5類)合格
東京理科大学(工-情報工)(理工-電気電子情報工)合格

前年不合格大学/ 九州大学(工-電気情報工)

センター得点
757/950(前年709/950)

昨年九大×の私が熊本校で基礎を徹底して東工大○!

 発表日当日、ネット上に受験番号が公開されるまで非常に落ち着かない気分だった私は、しばらく外に出て散歩していたのだが、意外に時間が経っていたらしく、親からの連絡により初めて合格を知った。その瞬間の感動と喜びは、正に言い表すことができない程だったと思う。

 今年、ようやく自分が本当に行きたい大学に合格することができたが、それは浪人が確定してから決めた「東工大に合格する」という志を貫き通したからだと思う。センター試験の配点が文字通り1次試験に過ぎず、2次試験で全てが決まるという少々特殊な形式であり、センターに関してはセンター対策朝テストやテキストを中心にやっていた。合格するためには、自分が合格するために必要なことをやらなければならない。昨年度九大に落ちた私には、まず基礎となる実力が足りていないと思い、1学期の内は授業を中心にひたすら復習をくり返したと思う。北予備のテキストは本当によくできていて、基礎基本を定着させるのにとても役に立った。特に物理がオススメである。

 2学期からは問題集等を使ってどんどん問題のレベルを上げていった。一番大変で辛かった時期はこの辺りで、何問解こうが一向に自分に力がついているという実感が湧かず、結局それは前期試験終了まで続いた。物理と化学で盛大に失敗し、もうだめだと思っていたが、実際に私は合格していた。それはつまり、私には合格する力が十分身についていたということだろう。

 この1年間は辛くもあったが、それでも楽しかった。寮に入っていたということもあり、多くの人に支えられていた。質問に行くと快く答えてくれた講師の方々や寮の先輩。問題集を貸し合った友人達。勉強面での様々なサポートをしてくれたチューター。生活を支えてくれた寮長、寮母、パートのおばちゃん、そして両親。1年間、本当にありがとうございました。合格してよかった。


N・M君(大分・別府鶴見丘高校卒)

東京工業大学(第5類)AO 合格
東京理科大学(理工-電気電子情報工)合格

前年不合格大学/ 東京工業大学(第5類)(第7類)早稲田大学(基幹理工-学系Ⅱ)

センター得点
825/950(前年816/950)

北予備は講師がイチバン! 

 合格発表で自分の受験番号を確認しても、あまり合格した実感がなかった。なにかのまちがいではないのか、見まちがいではないのか、そのような思いであった。北予備に通っていた頃の、勉強しなければならないのではないかという脅迫感にも襲われた。昨日、大学から合格通知が来て安心できた。これでようやく、晴れやかな気持ちで北予備に行ける。とにかく今は、今まで築き上げた勉強する習慣をなるだけ崩さないようにして、意義ある大学生活を送りたいと思う。

 北予備で勉強する習慣を身につけるのは大変だった。1学期のはじめの方は午後の選択ゼミをあまりとっていなかったので、必然的に自習時間が長くなり、勉強するのがつらかった。結果として集中できていなかった時間が多くなってしまった。2学期はこれらの反省点をふまえて、午後のゼミを多くとった。自習室と教室の移動が度々あったり、授業の復習が大変にはなったが、1日の生活にメリハリがついて、長時間集中できるようになった。復習が大変になったということは結果として授業から得るものが増えたということでもあるので、その大変さがうれしかった。

 この1年間を通じて言えることは、授業が大切だということだと思う。北予備が一番重視していることもおそらく講師であり、それは授業を受ければほとんどの人が感じることだろう。ある先生については神とあがめる生徒が現れるほどであり、授業を受けないのは損だと思う。

 最後に両親はもちろん、北予備の方々、高校の方々また、公共交通機関の方々には大変お世話になった。入試は一人で受けるものだが、実質どれだけの準備ができたかを問われていると思うので、快適な学習環境をととのえてくれた周囲の人々に感謝したいと思う。この1年に悔いを残さなくてよかった。


T・K君(福岡・自由ヶ丘高校卒)

東京工業大学(第5類)合格
東京理科大学(工-電気工)合格

前年不合格大学/ 横浜国立大学(理工-物理工)九州工業大学(情報工-知能情報工)

センター得点
767/950(前年650/950)

東工大数学で1年間対策してきたものがことごとく的中!

 私は1 年前に浪人を決めたその時から、東京工業大学・第5 類を第1 志望として勉強を始め、合格することができました。

 もともと、数学・理科ともに得意ではなく、1 学期の模試での偏差値がそれほど高かったわけでもありませんでした。

 そこで第1 志望に合格するため、全体の4 割を占めている数学と、得点が取りやすいと言われていた物理を重点的に対策をしていきました。まず予習し、わからない部分を授業で理解して、問題を解く上で重要な部分をノートに抜き出すようなことを、他の教科の倍以上時間をかけて行っていくうちに、これらの教科が好きになりました。実際、教科を好きになると、自習時間が苦になることは少なくなっていきました。

 11 月の終わり、周りがセンター対策を始めても、私は2 次対策をやっていました。センターの得点は足切りにしか用いられないのに加え、模試で基準点を超えていたからです。それでも、去年より高い得点だったので、北予備のセンター対策朝テストやテキストの効果には驚きました。

 私大入試が1 年間で最も辛かったように思います。3 校中1 校しか合格せずに、第1 志望の2 次試験に臨むことになったからです。それでも1 年間この大学に受かるために努力したことを信じて、試験に臨みました。最初の3 時間もある数学で、対策していたものがことごとく出題されていて、合格を確信しました。その後は勢いに乗り切ったようなもので、合格した今でも実感はありません。「上手く合格できてよかった」の一言です。

 こういった勉強を1 年間続けられたのも、北予備という環境だからこそだと思います。浪人生活を応援・サポートしてくれた親や友人、北予備のチューター・事務の方々にはとてもお世話になりました。そして1 年間ありがとうございました。


I・H君(鹿児島・ラ・サール高校卒)

東京工業大学(第4 類)合格
慶應義塾大学(理工-学門4)合格
早稲田大学(基幹理工-学系Ⅱ)合格
東京理科大学(工-機械工)合格
芝浦工業大学(工-機械工)合格

前年不合格大学/ 九州大学(工-機械航空工)芝浦工業大学(工-機械工) 防衛医科大学校(医-医)

センター得点
843/950(前年695/950)

「北予備+寮」で現役時代の真逆をやって合格!

 自分が合格したと知った時、思わず涙を流してしまった。昨年に流した涙とは大きく異なった、達成したが故の涙である。こうした涙を流せるのも、自分が北予備、しかも寮に入ることができ、過去の自分を反面教師にするという意識を、保ち続けることができたからだと思う。高3 時の自分は、予習をせず、授業中に寝て、帰ったら復習もせず友人とチャットをして夜更かしをする、といったような最悪なサイクルをおくっていた。受かるはずもないのに、何故か自信あり気に合格発表を見て、涙を流した。合格する為にはどうすればいいのか、という問いの答えは簡単であった。現役時代と真逆のことをすればいい。

 しかし、残念なことに自分は意思が非常に弱い為、自分一人でこれを実行することはできなかった。それを可能にしてくれたのが、北予備の「寮」という環境であった。この環境は、勉強するうえで最高のもので、夜更かしすることもなくなった。そのおかげで睡眠時間を確保でき、授業に集中はもちろん、予習、復習もしっかり行うことができ、その成果は6 月の段階で目に見える形で表われてきた。結果が出るとまたやる気がでて、これを維持していく、という最高のサイクルが完成し、結果として志望校に合格することができた。高校時代にこれができていたら、という後悔の念は残るものの、この1 年で成長することができて、本当に良かったと思う。

 とまあ、ここまで自分が意識を変えたから合格した、的な話をしているが、自分がここまで成長できたのは、一番に両親のささえがあったからである。自分の為に惜しむことなく、いろいろなことをしてくれました。本当に、有難う。

 諸先生方、そしてチューター、本当に有難うございました。


O・T君(鹿児島・鶴丸高校卒)

東京工業大学(第7 類)合格
慶應義塾大学(理工-学門3 )合格
明治大学(理工-応用化学)合格

前年不合格大学 /九州大学(理-化学)

センター得点
806/950(前年722/950)

1 年間の中で特に大事なのは4 月・5 月・8 月

 今日、第1 志望の大学に合格でき僕ももちろん嬉しいが、周りの人が喜んで、祝福の言葉をかけてもらえることが一番うれしい。

 昨年の不合格という結果は勉強不足という明らかな原因があったため、当然のことであった。北予備生活が始まってからは、僕自身、将来何の職業につきたいのか真剣に考え、志望大学、学部を決めた。今振り返ってみると、この自身の未来像と正面から向き合い、悩んだことが非常に大事だったと思う。志望大学、学部を決めた後、すぐに赤本で過去問を1 年分解いてみた。そうすることで目標とする志望大学は受験生にどのような力を求めているのか、合格するには入試本番までに何をする必要があるのかがわかり、1 年間の計画を立てることが可能になる。計画を立てた後はがむしゃらに勉強するのみだ。

 1 年間勉強してきて、大事だと思う月は4、5 月と8 月だと思う。4、5 月は浪人生活が始まってすぐの時期で、やる気に満ち溢れている。そのやる気のままに突っ走ってほしい。何事もスタートが肝心。スタートで差をつければ1年を優位に過ごせる。8 月はとにかく体がだるい。また講習会中なので自習時間も長くてつらいし、入試本番までまだ時間があると思って、中だるみをしやすくなる。皆きつい時期にどこまで自分に厳しくなれるかで、自分の力の伸びが決まる。今年1 年勉強して初めの頃は「本当に力は伸びるのだろうか」とか「また本番で失敗するのではないか」とか不安はあった。だが北予備の環境で毎日授業を受け、最終時限まで自習をしていくなかで着実に力はついた。おかげで入試本番では不安は全く無く、受験番号と名前さえ書いて普通に解きさえすれば落ちるはずはないという心境で臨めた。実感として力がついたと感じる事はそう多くはないと思うが、気づかない間に底力がついている。それだけの環境が北予備にはあった。

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