2026年度共通テスト 科目ごとの特徴・学習アドバイス

入試を熟知した北予備のプロ講師が2026年度共通テストの科目ごとの特徴を解説します。

歴史総合・世界史探究

■設問ごとの特徴

■講評

◇全体的な特徴(出題傾向・問題量・難易度など)

 昨年度より新カリキュラムに基づき、歴史総合から25点分、世界史探究から75点分が出題されている。大問数(5題)、問題数(32問)は、ともに昨年度(2025年度)と変わらずであった。問題内容としては、資料・統計・古地図・図像等を用いた考察問題がかなり増加し、地図上の位置を問う問題や単純な正誤問題はほぼ姿を消した。統計問題は昨年度4問から減少して計3問の出題、年代整序問題は昨年度と同じく2問となっている。難易度に関しては、やや難しい問題も散見されたものの、標準的なレベルの歴史事項を問うものがほとんどであった。

◇今回のテストで求められた力,来年度受験生へのアドバイス

 近年、考察問題が年々に増加している。そこで求められる力とは、資料の文章内容や統計を読み取る力である。加えて、空欄補充問題についても、歴史上の語句を単純に尋ねる形式は減少し、語句の説明や因果関係を尋ねる形式が増加している。年代についても、今年度(2026年度)は歴史年代を単純に尋ねる問題が姿を消し、年代整序問題(それも地図や文章の並び替えを求めるもの)のみとなった。いわゆる一問一答の記憶に頼る勉強方法では、もはや高得点は望めない。よって、普段の学習から一問一答の学習スタイルを捨てて、一つひとつの歴史事項を掘り下げた学習を行わなければならない。掘り下げた学習とは、具体的に、歴史事項の背景、内容、影響などを体系的に整理してノートにまとめることであったり、()(せん)を用いるなどして疑問点を書き取り、科目担当者に尋ねる、もしくは図書館やインターネット等で自主的に調べものをしてノートに取ったりすることを指す。近年の共通テスト問題のリード文が、まさにそのような学習方法を促している。その過程で、膨大な量の文章を読解する力も養成されるはずだ。これも近年の共通テストで問われている能力である。 これらの学習の潤滑油となるのが、歴史に対する興味である。文学や絵画から漫画や映画にいたるまで、様々なメディアを通じてそれらの興味を常に持ち続けることもまた、有効な学習活動であることも付記しておきたい。

歴史総合・日本史探究

■設問ごとの特徴

■講評

◇全体的な特徴(出題傾向・問題量・難易度など)

 大問6題(小問34題)で構成され、小問数が1題増加した。昨年度から歴史総合の分野が出題されるようになったが、本年度の設問は世界史の詳細な知識を前提としないものがほとんどで、受験生は解きやすく感じたのではないだろうか。全体として資料や図版を読解・分析する必要があったために、時間的な余裕があまりなかったのではないだろうか。一方で史料の大部分が現代語訳となり、並び替え問題は1問のみの出題にとどまった。さらに文化史的な設問も減少した。新傾向の設問として、受験生が解答を選択する形式が出題された点は注目される。また、出題範囲は、歴史総合を含めて近現代史の割合がやや増加している。全体として難易度はやや易化。第1問の歴史総合の分野は、昨年と比較して易化している。世界史の知識が必要な設問は、問3だけであり、チェルノブイリ事故や阪神・淡路大震災、東日本大震災などは予想された範囲の設問であった。また、第2問の問3は受験生に選択させる形式で新傾向のものであった。第3問の問4は正解を迷った受験生がいたのではないだろうか。第6問は55年体制の崩壊に関する設問があり、やや難易度の高い設問があった。

◇今回のテストで求められた力、来年度受験生へのアドバイス

 歴史総合の分野は、まだ明確な傾向があるとは言えないが、世界的に大きな話題となっている事象や問題などを主体とした設問が多くみられることから、日々の生活において好奇心をもって情報を得ていく姿勢が求められる。一方で、センター試験では定番でもあった原文史料の読解形式から現代語訳の史料が中心となっているので、与えられた資料や図版などと複合的に分析する力や考察力が不可欠となっている。歴史的な用語を一問一答形式で暗記するだけでは、正解を導けない設問が多く、歴史的事象の要因や原因、さらにその結果までを考察しながら歴史を学ぶことが必要である。今回の設問において、解答番号3・18・23・30・33がやや難易度が高い設問であったように思われる。

地理総合・地理探究

■設問ごとの特徴

■講評

◇全体的な特徴(出題傾向・問題量・難易度など)

 第1問と第2問は「地理総合」との共通問題である。大問数とマーク数は昨年から変化はない。全体的に基礎・基本の定着度をはかる設問が多かった。第2問の問1は,地図(図1)で示された地域と,写真と文章で示された地域(資料1)を組み合わせるのがやや難解で,受験生の中には戸惑いを感じた人がいたと考えられる。また,第6問の世界地誌に関しては,従来のような特定の地域に関する地誌ではなく,「河川流域」というテーマに沿って,各地域を比較させるという内容だったが,難易度はやや平易であったため,受験生にとっては比較的に解答を導きやすい設問が多かったと考えられる。 今回は新課程が導入されてから2回目の入試となったが,地域の性格を丁寧に比較させるような,地理本来の基礎・基本をおさえた設問が多かった。

◇今回のテストで求められた力、来年度受験生へのアドバイス

 地理のみならず,社会科目すべてに共通することだが,社会科目は決して「暗記」だけで突破できる科目ではない。地理においては,地理的思考力が強く求められる。その思考力を養い,「考える力」を身につけるためにはもちろん,基礎・基本となる知識力は必要である。その知識をどのように使って正解を導くのか。それは数週間で育まれるものではない。数か月,一年と長い時間をかけて根気強く学習を続けた結果として得られるものである。また,普段の授業を決して軽く見てはならない。教科書に示されている図表や写真,指導者が話す説明のすべてに高得点ゲットにがる道筋が隠れている。 さらに,資料集などをただ眺めて「知ったつもり」で満足することなく,模擬試験や共通テスト(センター試験)の過去問など,自分で実際に問題を解いてみるという学習に力を注いでほしい。どれだけ武器(知識)を身につけていても,戦い方(解き方)が分からないと得点には繋がらない。来年の試験本番に向けて,万全を期してほしい。

公共、政治・経済

■設問ごとの特徴

■講評

◇全体的な特徴(出題傾向・問題量・難易度など)

 問題数が昨年より2問増加し、難易度としても昨年より難化しているように感じられる。思考力や読み解く力を重視する問題が多く、得点差が広がる可能性もある。資料の分量が多すぎる出題はないので、時間が不足するということにはならなかったのではないだろうか。出題傾向としては、各国際機関の役割について正確におさえる必要がある問題、近年の国会の状況を踏まえた上で予算や法律の成立状況、現在の状況を背景として思考させる問題など、単なる知識だけではなく社会での出来事に関心を持っているかを確認するような出題が目立った。また、いずれかの立場を選択し、その立場に応じた内容を選択させる問題が複数出題されていることも印象的であった。 21・22の出題は2020年本試験28の類題であり、過去問演習の重要性が感じられた。27の「応益」「応能」は受験生になじみが薄い語句であり、考えにくかったかもしれない。

◇今回のテストで求められた力、来年度受験生へのアドバイス

 すべて教科書の内容からの出題である。ただし、単純に重要語句を暗記するだけでは得点を高めることは難しく、出来事と出来事の流れを捉え、なぜそうなるのかという理由を日頃から意識し、学習することが必要である。また、現在の政治的状況や環境などの課題を基礎とした出題もあり、新聞などで時事的な話題に触れておくことも必要である。

公共、倫理

■設問ごとの特徴

■講評

◇全体的な特徴(出題傾向・問題量・難易度など)

 問題数は1問減。高得点は取りにくい問題と言え、難易度は決して低くない。現代思想や生命倫理からの出題が多く、実存主義からの出題がないなど、バランスがとれた出題とは言いづらい。源流思想や西洋思想、生命倫理では、他の選択肢から判断できるとはいえ、教科書に記載のない内容や用語集にしか書かれていない内容を出題するなど、受験生にとって容易ではない出題がある。また、資料などの読解問題も容易とは言えない。絵画を用いた出題もある日本思想は、教科書に沿った出題であり、各思想家の基本的な事項を押さえておけば得点しやすいと言える。

◇今回のテストで求められた力、来年度受験生へのアドバイス

 教科書内容からの出題は確実に得点する必要がある。また、資料などの読解には意識的に取り組み、資料の内容から判断する習慣を持っておかなければならない。倫理に関する知識をより広められるように、資料集の内容にも触れておいて、備えておかなければならない

歴史総合

■設問ごとの特徴

■講評

◇全体的な特徴(出題傾向・問題量・難易度など)

 昨年度(2025年度)より新カリキュラムが導入され、歴史総合からは大問数は2、問題数は各8問で、合計16問(昨年度と変わらず)、合計50点分が出題されている。 問題内容について言えば、資料や統計、歴史地図や会話文、メモ、ノート、パネルなどを用いた考察問題が数多く出題されている。今年度(2026年度)は、年代整序問題がなく、空欄補充問題と考察問題のみが出題された。統計を用いた問題は、昨年度の2題から4題に増加している。地図を用いた問題も2題から3題に増加しているが、今年度の問題は地理上の位置を尋ねるものではなかった。したがって、難易度は標準的で、教科書を超えない基本レベルからの出題ばかりであった。

◇今回のテストで求められた力、来年度受験生へのアドバイス

 探究科目だけではなく、総合科目においても、資料や統計などを用いた考察問題が数多く見られる。そこで求められる力とは、資料の文章内容や統計を読み取る力である。よって、いわゆる一問一答の記憶に頼る勉強方法では、太刀打ちできない。普段の学習を一問一答の学習スタイルに頼るのではなく、一つひとつの歴史事項を掘り下げて学習するスタイルを、一刻も早く確立せねばならない。掘り下げた学習とは、①歴史事項の背景、内容、影響などを体系的に整理してノートにまとめること、②()(せん)を用いるなどして疑問点を書き取り、科目担当者に尋ねること、③図書館やインターネット等で自主的に調べものをしてノートに取ること、④様々な書籍やメディア(漫画や映画なども含む)、文学・芸術作品に日頃から親しむことなどを指す。その過程で、膨大な量の文章を読解する力も養成されるはずだ。 これらの学習の潤滑油となるのが歴史への興味である。それが学習活動の重要な土台であるということもまた、アドバイスの一つとして付記しておきたい。

地理総合

■設問ごとの特徴

■講評

◇全体的な特徴(出題傾向・問題量・難易度など)

 第1問と第2問は「地理総合,地理探究」との共通問題である。全体的に学習指導要領に沿った,基礎・基本的な内容を中心とした出題だった。また,従来の共通テストと同様にさまざまな図表や写真,地図などを用いた「資料」を作成するという設定の設問が見られた。なお,選択肢の数は,正誤判断以外では,4択~6択の組み合わせの設問が多かった。第2問の問1は,地図(図1)で示された地域と,写真と文章で示された地域(資料1)を組み合わせるのがやや難解で,受験生の中には戸惑いを感じた人がいたと考えられる。 第3問の問4は,図4・5を見比べながら適当な条件を探す点がやや難解で,戸惑う受験生が多かったのではないかと考えられる。

◇今回のテストで求められた力、来年度受験生へのアドバイス

 従来から「地理的思考力」という表現が用いられているように,問題を解答する上では考える力が強く求められる。思考力を身につけるためには,基礎・基本的な知識を身につけ,それを土台に図表などの読み取り問題から自分の力で正解を導く力を(きた)えておきたい。日頃から丁寧に学習を進め,「覚える」だけでなく,「解く」という学習活動に力を注いでおこう。

公共

■設問ごとの特徴

■講評

◇全体的な特徴(出題傾向・問題量・難易度など)

・平易な出題で、満点に近い得点が可能だと思われる。

・解答時間は十分に確保できたのではないだろうか。

・グラフの読み取り問題においては、判別は難しくないが、「数」と「率」の違いには注意が必要であった。

・会話文の空所補充問題は難しくはなかった。

・すべて教科書の内容からの出題であり、基本的な知識を問いかける問題が中心であった。

・問題量は前年度と同じであった。

・政治・経済・倫理的各分野からの出題の割合は、バランスがとれていた。

◇今回のテストで求められた力、来年度受験生へのアドバイス

・前年度の「ハーバーマス」や今年度の「ロールズ」など、教科書で扱われている分量や内容が多い思想家とその思想内容に関連する政治的・経済的内容(今年度であれば社会保障制度)を重点的に学習する必要がある。

・政教分離の問題については、類似の問題が2022年度共通テストの「政治・経済」で出題されており、この点については「公共」や「政治・経済」  の選択者に有利に働いていると思われる。

・教科書中心の学習を続けつつ、過去問を活用することで、知識の定着と資料読解のスピードアップを両立させてほしい。

国語(評論)

■設問ごとの特徴

■講評

◇全体的な特徴(出題傾向・問題量・難易度など)

 櫻井あすみ「『贈与』としての美術・ABR」からの出題。

 出題傾向に関しては、複数の文章ではなく、単一の文章が出題され、また、設問の選択肢がすべて四者択一であった。この傾向は、2025年の本試および追試の第1問と全く同じである。問題文の長さや設問の数、配点も2025年本試とほぼ同じであり、過去問を演習していた受験生にとっては取り組みやすい問題だったと思われる。  各設問に関しては、漢字問題、内容や理由を説明する問題など、評論で頻出する問題が出題されており、設問のパターンの変化は見られない。なお、問6は迷いやすい問題だと思われるが、他の設問の難易度は高くなく、しかも、四者択一なので、全体として正解率は高いと考えられる。

◇今回のテストで求められた力、来年度受験生へのアドバイス

 2021年から2024年の共通テストの第1問では、複数の文章が出題され、設問の選択肢の多くは五者択一であったが、2025年および2026年の共通テストの第1問では、単一の文章が出題され、設問の選択肢はすべて四者択一になった。この流れによると、2025年を境に問題の傾向が変わった可能性が高いと考えられる。したがって、来年度の共通テストの第1問も、単一の文章が出題され、設問の選択肢は四者択一になると予想される。また、設問のパターンは、センター試験の頃と変わらず、漢字問題、内容や理由を説明する問題などが出題されているため、センター試験の過去問などを素材として十分な練習を積めば、安定した高い得点が望めると考えられる。

国語(小説)

■設問ごとの特徴

■講評

◇全体的な特徴(出題傾向・問題量・難易度など)

 遠藤周作「影に対して」からの出題。

 出題傾向に関しては、2025年共通テストの第2問と比べて、変わった点と変わらない点がある。まず、変わった点は、問6において他の資料(他の場面を抜粋し考察したもの)を踏まえて説明する問題が出題されたことである。このような問題は、2021年から2025年の共通テストで出題されていた問題なので、「復活した」というべきかもしれない。一方で、変わらない点は、設問の選択肢がすべて四者択一だったことである。第1問においてもすべて四者択一であったので、選択肢を吟味する時間を節約できるという点で、受験生の負担を減らしてくれたにちがいない。  各設問に関しては、過去に出題されていた語句の意味を問う問題は出なかったものの、内容や表現を説明する問題など、小説では頻出する問題が並んでいたため、解きやすかったと考えられる。なお、問5や問6(ⅱ)は迷いやすい問題だと思われるが、他の設問の難易度は高くなく、しかも、四者択一なので、全体として正解率は高いと考えられる。

◇今回のテストで求められた力、来年度受験生へのアドバイス

 前述したとおり、他の資料を出題するというパターンが「復活した」ものの、膨大な分量の資料ではないため、特別の対策の必要性は感じない。配点の大半を占めるのは、それ以外の心情や表現を説明する問題であることを考えると、センターの過去問を素材として、いわゆる定番の問題にしっかりと対応できるように問題演習を重ねることが最良の対策となる。

国語(実用文)

■設問ごとの特徴

■講評

◇全体的な特徴(出題傾向・問題量・難易度など)

 (出題傾向)小問は問3まで、マーク数が4問であるのは、昨年と変化なし。自分の選んだ本にどのような工夫が見られるかという課題に対して、『イワシ むれで いきる さかな』という絵本に見られる工夫をまとめたMさんの下書きである【文章】を軸に各問題が作られている。昨年のようなグラフの数値分析問題はなくなり、【文章】を適切な表現に修正する問いが中心であった。問1では昨年問2と同様に【文章】の修正が出題されたが、問2では段落の趣旨にそぐわない箇所を削除させる問題が出題された。また【文章】の空欄を埋める問題は昨年同様出題されたが、今年はその準備として【資料Ⅱ】【資料Ⅲ】の特徴を表にまとめた場合の誤りを含むものを選ぶ形式になった。「今後の方針」についての問題も昨年同様出題されたが、昨年が加筆・修正の方針であるのに対して、今年は工夫の考察のための方針の内容を選ばせるものであった。全体として、生徒が作成した【文章】を軸にして各資料を分析させる形式は変化していない。資料数は昨年と同じだが、昨年のようなグラフは見られず、昨年よりも文章形式の資料が増えている。またイワシの回遊モデル、絵本の挿絵が図として出された。

(問題量)問題数は変わらない。選択肢の長さについては昨年が全て2行だったが、今年は1行が2問、2行が1問、3行が1問だった。なお問3のⅰのような2つの組み合わせから選択肢を選ぶものは昨年本試験では出なかったが追試験では出題されている。 (難易度)文章の資料が増えたが、昨年のようにグラフの分析もなく、また、資料の文章も平易な内容であった。ただし、選択肢に用いられた表現や用語を正確に理解して、解く必要がある。

◇今回のテストで求められた力、来年度受験生へのアドバイス

・出題は、昨年度入試と同様、生徒の書いた文章を軸にして、各資料を読んで、修正や方針を立てるものであった。今年度は資料中のグラフの数値分析問題は出されなかったが、資料の中での図の読み取り問題は問3のⅰで出題されている。資料の中の図を分析したり、表された内容をまとめたりする力は必要。また複数の資料が出るので問題の意図から資料を素早く読み取る力は必須である。

・問3のⅰの選択肢では「擬音語や擬態語」、「時系列」などの表現の特徴を示す用語が用いられていた。過去のセンター試験も含め文章の表現の特徴を示す用語は、今後の学習でよく確認しておく必要がある。また文章や資料の特徴や表現・効果を表す選択肢の言葉(今回の「具体的に」「臨場感」「リアリティー」など)が、どのような場合に使われるのかを、今後の学習で問題を解いた後の復習で整理しておくことも、来年の入試につながるであろう。 ・生徒の文章を修正したり加筆・削除する問いが昨年・今年と連続しているので、自分で文章を書いたり、他人の文章を読んだりする際にも、どのようにすればよりわかりやすい文章になるか、といった視点を持つことも大事である。

国語(古文)

■設問ごとの特徴

■講評

◇全体的な特徴(出題傾向・問題量・難易度など)

出典は平安時代の物語『うつほ物語』で、本文と問5に用いられた。親子四代にわたる琴をめぐる物語で、子供の誕生とその子の父と祖母による見事な琴の演奏を描いた場面である。本文に段落番号が付され、語彙と文法の知識および内容についての説明の正誤を読み取らせる問いの組み合わせとなっており、各設問は共通テストの従来の形式から大きな変化はないが、2022年度から2025年度まで続いた、文章または生徒・教師の対話の空欄を埋めるという形式ではなかった。また、共通テスト本試験では初めて和歌を一切含まない文章であった。小問は問5まであったが、マーク数は7で前年と同じである。

問1 単語と文法、打消呼応などの知識を問うもので、本文と突き合わせなくても解答できる設問であった。

問2 語彙や助動詞と敬語(敬意)の理解で二択に絞れるが、正解にたどり着くには人物関係の正確な読解が必要である。

問3 各選択肢と本文の該当箇所とを丁寧に照合して誤りを見つける必要がある。

問4 問3と同様であるが、選択肢の文が長く5つなので、時間を要した受験生が多かったかもしれない。 問5 二つの文章を見比べる問題であるが、主に「本文では…」以下で絞っていくとよい。選択肢が5つでやや紛らわしい。

◇今回のテストで求められた力、来年度受験生へのアドバイス

問1と問2は重要単語と文法をきちんと記憶していれば短時間で解ける問題である。問1が本文との照合なしに解答できるという点は2025年度と同様であり、語彙力の重要性が印象づけられた。例年、敬語の敬意は問われているので敬語は確実に押さえたい。問3と問4は指定された段落からの正誤問題であるが、本文の該当個所を素早く見つけて吟味するスピード感、本文と一見一致しているようにみえる選択肢の表現の中にある誤りを見つける読解力・思考力が必要であった。 単語と文法は手間をいとわずに早めに習得して得点源とし、さらに過去問をはじめ多くの問題を解いて、配点が大きいであろう今回の問5のような問題を確実に得点できるようにしたい。経験値を積み、問題の形式が大きく変わっても慌てず対処できる柔軟な判断力をつけておくべきである。また、今回出題されなかった和歌の解釈や修辞についても押さえておきたい。

国語(漢文)

■設問ごとの特徴

■講評

◇全体的な特徴(出題傾向・問題量・難易度など)

 昨年に引き続き、日本漢文からの出題。江戸時代の漢学者長野豊山による作詩のあり方について述べられた文章であった。本文の読解に格別に難解な箇所はないが、選択肢にやや迷う受験生が多かったと思われる。昨年よりもやや難化したと言えよう。

問1は、語義と文脈との双方の理解が求められる。

問2は、部分否定・二重否定「不必不━」の正確な解釈が必要。

問3は、句形・語法に加えて、文脈と照合する読解力が求められている。

問5は、「其」の指示内容を慎重に判断しなくてはならない。

問6は、選択肢の文言の判断にやや苦労すると思われる。 問7は、資料の内容を把握できれば、紛らわしい選択肢はない。

◇今回のテストで求められた力、来年度受験生へのアドバイス

 共通テスト本試で高得点を目指すためには、早期から根拠をもって解答する心がけが必要となる。重要語・句形などは、文章を読む、あるいは問題を解くたびに習得する必要がある。また、漢文のジャンルを幅広く学習することが求められる。その際に「なんとなく」ではなく、語法を意識しながらの読解を進める必要がある。

英語(リーディング)

■設問ごとの特徴

■講評

◇全体的な特徴(出題傾向・問題量・難易度など)
◇今回のテストで求められた力、来年度受験生へのアドバイス

英語(リスニング)

■設問ごとの特徴

■講評

◇全体的な特徴(出題傾向・問題量・難易度など)
◇今回のテストで求められた力、来年度受験生へのアドバイス

物理基礎

■設問ごとの特徴

■講評

◇全体的な特徴(出題傾向・問題量・難易度など)
◇今回のテストで求められた力、来年度受験生へのアドバイス

化学基礎

■設問ごとの特徴

■講評

◇全体的な特徴(出題傾向・問題量・難易度など)
◇今回のテストで求められた力、来年度受験生へのアドバイス

生物基礎

■設問ごとの特徴

■講評

◇全体的な特徴(出題傾向・問題量・難易度など)
◇今回のテストで求められた力、来年度受験生へのアドバイス

地学基礎

■設問ごとの特徴

■講評

◇全体的な特徴(出題傾向・問題量・難易度など)
◇今回のテストで求められた力、来年度受験生へのアドバイス

物理

■設問ごとの特徴

■講評

◇全体的な特徴(出題傾向・問題量・難易度など)
◇今回のテストで求められた力、来年度受験生へのアドバイス

化学

■設問ごとの特徴

■講評

◇全体的な特徴(出題傾向・問題量・難易度など)
◇今回のテストで求められた力、来年度受験生へのアドバイス

生物

■設問ごとの特徴

■講評

◇全体的な特徴(出題傾向・問題量・難易度など)
◇今回のテストで求められた力、来年度受験生へのアドバイス

数学Ⅰ

■設問ごとの特徴

■講評

◇全体的な特徴(出題傾向・問題量・難易度など)
◇今回のテストで求められた力、来年度受験生へのアドバイス

数学ⅠA

■設問ごとの特徴

■講評

◇全体的な特徴(出題傾向・問題量・難易度など)
◇今回のテストで求められた力、来年度受験生へのアドバイス

数学ⅡBC

■設問ごとの特徴

■講評

◇全体的な特徴(出題傾向・問題量・難易度など)
◇今回のテストで求められた力、来年度受験生へのアドバイス

情報Ⅰ

■設問ごとの特徴

■講評

◇全体的な特徴(出題傾向・問題量・難易度など)
◇今回のテストで求められた力、来年度受験生へのアドバイス

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