数学
■設問ごとの特徴
■全体的な特徴
◇問題形式・問題量・出題内容・新傾向の内容
新傾向ではないが,例年よく出題されるベクトル,複素数平面の出題がなかった。
問題量は例年通りである。
◇難易度
- 標準:テーマが複数あり,極限の区分求積法の利用があった。
- 平易:教科書の例題レベルである。
- やや難:関数をグラフに か いて共有点の個数を調べる。 問 2 は定積分の値の最大・最小であるが, 区間の 捉 え方がやや難しかったであろう。
- 難: 3の累乗 を 含む平方数とその個数を調べる。倍数の次数下げから個数の判断が難しい。
◇今年度受験生へのコメント(合否のポイント、 差のつく設問など)
全体的に昨年より問題の難易度は上がった。
4問のうち,前半の[1][2]で得点を 重ねるこ とが合否のポイントとなるであろう。
[3][4]は,誘導に従って導く問題であるが,各分野に解き慣れていないと解答に苦戦する。
過去の傾向を捉え ,演習量を積み重ねていく努力が必要である。