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英語

[設問ごとの特徴]

[総評]
[問題形式・問題量・出題内容]
例年とほぼ同じ。
[難易度]
全体的には昨年度とほぼ同じ。〔Ⅰ〕は前後を読まずに日本語を英語に直訳するだけでは、不自然なものになる。〔Ⅱ〕は例年通り。〔Ⅲ〕は空所に入れるのに適していないものを選ぶという特有の形式で、やや細かい文法事項を要求された。〔Ⅳ〕は例年通り。〔Ⅴ〕は例年と比べて易しくなっていた。
[受験生へのコメント(合否のポイント、差のつく設問など)]
・〔Ⅰ〕 仮定法のif節の並列を確認し、主節とのつながりを正確に訳出すること。そして、一つ目のif節内がsuch as以下の例示とともに長くなっているので、丁寧に訳出することを心がけること。
・〔Ⅱ〕 英文自体は例年通り読みやすいものだったが、選択肢14・15の判定にやや細かい注意が必要である。
・〔Ⅲ〕 空所に入れるのに適していない選択肢を解答する問題なので、正確な文法力が要求される。自動詞、他動詞の区別、分詞構文、主語と動詞の一致など、日ごろから文法の学習をおろそかにしていると間違えてしまうだろう。(b)、(c)、(f)が特に得点差につながる問題と思われる。
・〔Ⅳ〕 高校のテキストレベルで,すべて平易~標準的な問題である。
・〔Ⅴ〕 A.はotherかanotherかの違いだけで、another lampのつながり(otherは複数名詞をとる)で迷うことはないだろう。B.はtake advantage of~「~を利用する」という基礎イディオムと同様表現のmake use of~との違いのみの易しい問題。C.はbe encouraged to V「Vするよううながされる」という基本語法通りに並び替えればよいだけで、原形のrideを除去する。D.は倒置が起こっている(Attached is a pamphlet)ことに気をつけ、選択肢whatを除去する。このように、使わない語(句)の判断が非常に易しいので、全問正解を狙いたい。
★昨年度より高得点が予想されるが、高校での英文法学習が以前よりも少なくなっていることから、〔Ⅲ〕・〔Ⅴ〕を正確に解答できた受験生が有利になるだろう。
数学

[設問ごとの特徴]

[総評]
[問題形式・問題量・出題内容]
・穴埋め2題(設問3問+2問),記述1題
・標準的な量であった。
・〔1〕(ⅲ)の四角形の面積については,いくつかのアプローチがあり,難度も高かった。
[難易度]
・全体としては標準的なレベルの問題であった。
・日頃の演習量が求められる。
[受験生へのコメント(合否のポイント、差のつく設問など)]
・各分野からバランス良く出題されている。
・数学Ⅲの積分は計算量が多く,差がつくと思われる。
・標準~やや発展レベルの問題で,十分な演習を行っておく必要がある。
物理

[設問ごとの特徴]
・入試問題講評-【物理】-記入済_01-1200x378.jpg)
[総評]
[問題形式・問題量・出題内容]
・大問1は昨年同様波動からの出題。昨年の気柱共鳴と同じく,テーマもドップラー効果であり,音波の出題であった。昨年は解答群全体から小問の答えを探す形式であったが,今年度は小問ごとに4択に分かれていた。
・大問2は電磁気からの出題であり,昨年と出題形式に変更はなかった。昨年は点電荷のクーロンの法則からの出題であったが,今年度は導体棒に発生する誘導起電力や力のつり合い等を問う問題であった。
・大問3も昨年同様記述式であり,力学からの出題であった。水平方向と鉛直方向の軸が与えられているが,斜面に平行な成分と垂直な成分も答えさせるなど,複数の成分を考察させる問題となっていた。
[難易度]
・大問1は波長を求めさせてから振動数を導出させる流れとなっており,公式の暗記ではなく原理を理解しているかが重要であった。日頃の取り組みが出来ている受験生ほど迷わず高得点を狙えたであろう。
・大問2は典型問題であり,誘導も丁寧であったため,医学部受験生は完答を目指したい。
・大問3は斜面に対して水平投射をする小物体のバウンドを,2種類の軸で考察させる。小問ごとに問われる軸が頻繁に変わるため,状況に応じて運動を考察できる柔軟性が必要となる。軸によっては反発係数が関わるか否かで解き方も変わるかつ,計算も最後はかなり面倒であったため,完答を目指す場合は骨が折れると思われる。
〇全体の難易度としては標準的な難易度であった。大問1と2でいかにミスをせず時間を稼ぎ,大問3に落ち着いて望めたかが高得点のカギではないか。
[受験生へのコメント(合否のポイント、差のつく設問など)]
・大問1については,振動数は出せるが,波長を聞かれると困る受験生もいたのではないだろうか。波長については国公立でも出題される内容であるため,今回間違ってしまった受験生は復習をしておきたい。風が音速のみに関わることさえわかっていれば比較的解きやすいと思われる。
・大問2については,完答を目指したいところ。電池と抵抗ではなく,コンデンサーやコイルが接続されているタイプの問題も必要とあればこれを機に確認しておきたい。
・大問3は斜面に平行な成分と垂直な成分で考えた場合は,斜面に平行な成分に反発係数が関わることがない。しかし,問題の図にあるx成分とy成分では,斜面との衝突後,反発係数がどちらの成分にもかかわってしまうため,斜面との衝突後のx成分は初速度と違う値になっている。これが理解できているか否かで後半の出来が違うため,差が開くと思われる。
化学

[設問ごとの特徴]
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[総評]
[問題形式・問題量・出題内容]
・問題形式は,空欄補充問題で化学用語を指定された字数の漢字で書かせる問題が新傾向のように思う。
・問題量,出題内容は昨年度と同様である。
[難易度]
・第2問が難しい。
・第3問と第4問は一部難しい問題があるように感じた。
[受験生へのコメント(合否のポイント、差のつく設問など)]
・第2問は問6が難しい。第3中和点は観察できないと本文中に記載があるのがポイントである。問6が解けていないと問7および問8も解けなかったと思う。
・第3問は問2(ⅲ)で問題文をよく読んでいないと差がついたかもしれない。(ⅴ)は状況がわからない受験生は得点できていないかもしれない。計算もkgやm3などで計算ミスする恐れがある。
・第4問は問1でアセトアルデヒドの製法,エチレンが水上置換可であるなど知識問題で差がついたかもしれない。問5,問6の(ⅱ)(ⅲ)はザイツェフの法則を知っていれば容易に対応できる。知らなければ対応に苦労したかもしれない。
生物

[設問ごとの特徴]

[総評]
[問題形式・問題量・出題内容]
・論述問題が1題も出題されなかった。
・2024年度,2023年度ほぼ同じテーマで出題されていた。
・系統別日程ではなく,他学部の日程のような形式・分量で出題されていた。
[難易度]
・例年よりも問題量が減少していた。
・出題内容は,例年の頻出分野のみからであった。
・難易度は,近年の中で,最も易化していた。
[受験生へのコメント(合否のポイント、差のつく設問など)]
・とにかく教科書の内容を身に着けること。
・教科書の内容が身に付いたら,他学部のものも含め,多くの過去問を解くように。
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